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CONTAX Gレンズ再改造(続き)

さくっと作例を。(NEX-5(初代)、等倍抜き出し)
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Planar45/2(開放、2048縮小)
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Eマウントの50mmも良いレンズですが、ナチュラルさではこちらのほうが好みです。
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# by yoko_tomo | 2012-09-19 15:29 | 工作あれこれ

CONTAX Gレンズ再改造

以前マイクロフォーサーズ用に改造したCONTAX Gマウントレンズですが、APS-CサイズのNEXの登場によってより活用できる可能性が広がりました。実際くるくる回せるアダプタも結構売れたようです、が、やはり面倒なのか、レンズが買い尽くされ高騰しているからか、そろそろ沈静化しているような感じですね。(コシナレンズが普及したのかもしれません。)

うちの改造レンズ群もNEXで使いたいな、と思っていて、まずP45/2を改造してみてよさそうだったので全てNEX用に改造しようかと思ったのですが、
1)NEXで使いたい。
2)でもやっぱりm4/3でも使いたい。
と常々考えておりました。2本ずつ改造すれば済みますが、結構な出費になりますし、そもそも面倒です。また、BORGのマウントアダプタを使っていますが、これも4つ買うとなると結構いい値段です。(1個あたり5000円くらい要ります。本当はこっちが主因。)

ということで、アダプタ部を共通化し、交換できるようにしました。
(タムロンのアダプトール方式みたいなものです。)
BORGパーツのドッキングは丁度M42P1なので、擬似M42マウントで、スクリュー交換式というなかなかクラシックな感じになりました。

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今後はNEXで使うことが多いと考えたことと、BORGのNEXアダプタ(5013)+M42P1アダプタ(7843)の厚みが丁度良い塩梅なので、こちらで各レンズを調整して、レンズのほうにm4/3アダプタの厚みをあわせる方式をとりました。
レンズのマウント部に直接M42P1アダプタ(7844)をつけると、そのために作ったかのようにぴったりです。行き当たりばったりで改造したものもあったので、メンテついでにばらして組みなおしました。リアキャップはM42のタクマーのものが使えます(Biogon除く)。Biogonは純正のものをねじ込んでいます。はずすとこんな感じ。

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マウント側に調整範囲の検討時に入れちゃった擦り傷が入ってますが、ねじでの勘合なので特に問題ないでしょう。付ければ見えないし。ということで、NEX側のマウントは2個作りました。
(出先でとっかえひっかえするのは同時には2本くらいのものでしょう。)

※m4/3-NEXアダプタというのが存在しますし持っていますが、厚いので無限が来ません。個体差の可能性も捨て切れませんが、現在流通しているものは多分駄目なのではないでしょうか(最初期のやたら高かった奴は分かりません。)。うちには削って無限が来るようにしたものが1つありますが、これは設計上の問題だと思います。
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# by yoko_tomo | 2012-09-19 11:25 | 工作あれこれ

sony αマウントで色々してみる。②

続いて、近接の場合を見てみましょう。
ポートレートは色々問題があるので、17cm位の高さのフィギュアで。
(S180/2.8(F2.8))
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(P85/1.2(F2.8))
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(比較用:sony85/1.4ZA(F2.8))
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続いて等倍。
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きりっとした解像度、とはいきませんが、ポートレートやスナップなんかはなかなか良い感じなのではないかと思います。

主題から外れますが、今更ながら50mmマクロの解像度は驚異ですね(笑) ミノルタ時代からマクロの評判は良かったですが。旧いレンズはデジタルには解像度が足りずリニューアル、というケースが多いですが、全くリニューアルする必要を感じません。24-105mmも解像度は良い感じです。多分周辺減光(と全品SAM化したいのでしょう)からディスコンになりましたが、コンパクトですし、常用レンズとして適していると思います。(APS-Cなら35-150位で減光も気にならず、別の意味でおいしいです。)
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# by yoko_tomo | 2012-09-13 07:11 | 工作あれこれ

sony αマウントで色々してみる。(α-ヤシカ/コンタックスアダプタ)

HX30Vの所でも書きましたが、最近これはやってみないと!というような改造の余地が殆どなくなっています。オールドレンズで遊びたければNEXやm4/3に豊富なアダプタがありますし、そもそもデジタルに耐える実用的なオールドレンズ(の掘り出し物)もあまりありません(そういうものは既に各所で語りつくされています)。
ちょい撮りならコンデジも進化してますしねぇ。

ということでジャンキーな工作については休業中だったのですが、ふと思い立ってこういうものを作っちゃいました。
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元々は近接専用でマクロアダプタ的に使う予定だったのですが、思いの外αマウントにピッタリそうだったので、ヤシカ/コンタックス-αのAFアダプタにしてしまいました(笑)

いやあ、MFレンズが紛いなりにもAF動作するのは、見ていて楽しいです。
(CONTAX AXも持ってますが(笑))
絞りリンクもできそうでしたが、そもそもROMから適切な開放絞り値を送れそうにないですし、手間の割に実りが少なそうなので絞りリンクは撤去してしまい、実絞り仕様にしました。

類似の理由で、αの最大のメリットである手ぶれ補正が使えないのが痛いのですが、
(使えないことはないのですが、使うROM的に検討が必要そう。)
一応それっぽくAFできます。CONTAX Nマウントで提唱されていたデュアルフォーカス(大体までMFで持って行って、以降AFとかその逆とか)も可能です。というかその方が楽です。TC-16Aの改造でよく問題になる全域AFも一応できます。

最大の関心事はやはり画質でしょうか。
まずは遠景(ほぼ無限遠)から。

正直、縮小サイズならわかりません(笑) まあこれは前回のコンデジの時もそうでしたが。(1024に縮小)

(YASHICA 35mm/2.8(F4.0))
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(CZ Tele-tessar 300mm/4.0(F4.0))
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(比較:sony Planar 85mm/1.4(F2.8))
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等倍拡大してみましょう。
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やはり、テレコンを挟んでいる分厳しいかなぁ、という感じです。
ちなみに近接はもうちょっとましです。(長くなるので次回に。)
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# by yoko_tomo | 2012-09-12 17:59 | 工作あれこれ

最近(2012/7)のコンデジを触ってみる(DSC-RX100)① 28mm遠景

(※今9月ですが、書いたのが7月だったのでそのままで載せます(汗))

DSC-HX30Vが結構良かったので、なんか勢い余って、1インチ素子採用のハイエンドコンパクト(?)、RX100を手配してみました。
これがカタログスペック並に使えるのであれば、RX100で賄える焦点域はこれに任せて、一眼は超広角や望遠、あるいはポートレート専用レンズで運用することもできます。28-100mm相当、ということですから、HX30Vと組み合わせれば通常は一眼いらないかもしれませんが(笑)(今の所ちょい持ちD-LUX4の置換えとして検討)

早速さくさくとチェック。売りは28mm端らしいので、素子サイズ別にHX30V, D-LUX4, GXR+A12(28mm)と、一眼は前と同じくE-5, α900で行ってみましょう。撮影点までの距離は200~300mとかその辺でしょうか。雨天を選んだのは、前回の結果でも分かるように晴天では差が出にくいことと、明るすぎて開放がシャッタースピードの上限に当たりそうだったからです。

同じく縮小画面で分かるほどの差はないので等倍でチェック。(画像の中心と下端の間くらいです。)

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次にD-LUX4、GXRの解像度に合わせてから同じ範囲を切り出し(1000万画素相当)。ズーム機は微妙に倍率が違ったりしますが、絵の倍率を合わせると解像度やノイズの比較になりませんので、単純に同じピクセル数で切りだしています。

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解像感は結構ありますね。いやしかし、縮小するとHX30Vも負けてないのが不思議(笑)とはいえ、HX30Vは絞りがないのでそもそも用途が違いますが。
左の白い建物の壁とか窓枠、茶色いレンガの歩道を見ると、素子サイズなりに小さいものはちょっと緊張感がありますね。とはいえ、1/2.3や1/1.63に比べるとザワつきが少なく、まあまあアリかな、という印象です。トーンカーブがブルーよりでやや深めなのは今後追い込んでいきましょう。

夜間やマクロは後で比較しますが、さっと使った限りいわゆる「マクロ」で使えるのは28mmだけですね。
少しズームすると、30cmは離さないとピントが合いません。良くも悪くも一眼レンズ的です。「そこそこ一眼並みの性能をコンパクトに」であって、「コンデジの上位機」とは違う、ということを念頭においておく必要がありそうです。
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# by yoko_tomo | 2012-09-12 15:37 | 一体型デジカメ

最近(2012/6)のコンデジを触ってみる(DSC-HX30V)③

(※比較画像が自動縮小されていたので、圧縮率を上げて500kbまでにしてみました。)

次に、暗所性能&手ぶれ補正についてチェックしてみましょう。
最近はコンデジでも明るければそれなりの絵になるようになっています。
ですが、暗い時はやはり一眼との差が歴然です。
高倍率ズームですから開放F値も暗く、ハンデはより大きいです。

②の時と同じ一眼構成で暗所性能を比較しました。ISO値を下げていき、手振れでまともにとれなくなった(10枚あたり成功が1枚以下)時点でアウト、という形を取りました。
気持ち程度揺れないように配慮してますが、手持ち撮影で、手ぶれ補正を入れてどこまで対応できるか、を確認しました。これは個人のスキル差やシチュエーションにも寄るので、あくまで自分にとってどれくらい使えるかの指針を得るための一例、です。また真っ暗の中に明るい光源があり、焦点距離も換算200mmなので、結構難しい条件であります。

今回は最初からE-5の解像度に合わせています。

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さすが手ぶれ補正に定評の有るE-5、頑張りました。ss1/4でも粘れば使えます(五分五分くらい)。α900はやや補正が弱めということや、フルサイズでミラーショックも大きいことからか、ss1/20で五分五分くらいでしょうか。
HX30Vの暗所性能は一眼と比べると、縮小してもなお辛いものがあります。ブレずに撮れているか、については、手ぶれ補正機構が新しく、ミラーショックもないことから、ss1/10位までは大丈夫そうです。
ある程度失敗してもいいのであればss1/4程度も大丈夫でしょう。解像度やノイズについては、あまり引き伸ばさずL判位迄(5M相当位かな?)であれば大丈夫かな?という感じです。

前回と同じく幅2048で比較してみましょう。

E-5(ISO800)
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HX30V(ISO1600)
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まあまあ所詮コンデジ、ってところもありますが、あまり欲張らなければこれ1台でかなりのシチュエーションに対応できるのではないでしょうか。
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# by yoko_tomo | 2012-06-28 16:53 | 一体型デジカメ

最近(2012/6)のコンデジを触ってみる(DSC-HX30V)②

○一眼に対してどれ位「劣る」のか?

皆さん気になるのはこちらでしょう。上の状態で、一眼と比較してみました。
比較対象は

・フォーサーズ:E-5+50-200/2.8-3.5(所有品で一番解像度が出そうな組み合わせ。)
・フルサイズ:α900+200mm/2.8(古いですが高解像で定評のあるレンズです。)

という、完全にいじめです(笑)
どの組み合わせも最良になるような条件(ISO出来るだけ下げる、F値は解像が良さそうな辺り)
にしております。

早速比較してみましょう。全体見ても正直差は分かりません。酷い、と思うほどの差はないです。
ということで何も考えずに等倍。

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当然等倍だと完敗ですよね。当たり前です、これで勝ったらでかいカメラ+レンズの面目が立ちません(笑)

拡大画質を比較するため、倍率を合わせてみましょう。E-5が一番画素数が少ないので、
これと同じサイズになるように縮小して比較。1200万画素相当、という感じでしょうか。
(当然E-5が一番不利です)

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流石にまだHX30Vが劣っているのが見えますね。ややノイズっぽく、ビルの壁の縦線が見えないのが明確な違いでしょうか。
とはいえ、このカメラ、x20ズームです。一眼であれば本来18-250なんかの高倍率ズームと比較するレベルですよね。そこを差し引いて考えると、一眼+高倍率ズームと比較すればほとんど遜色ないのではないかと思います。
(残念ながら私は高倍率ズームは無駄っぽいので持っていません。)

横2048で比較してみましょう。
HX30V
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E-5
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分かります?違い。

ということで、このコンデジ、なかなかやるな、という結果になりました。
よほど前もって望遠シチュが分かっている撮影以外、望遠はこれでカバーできそうです。
コンデジも進化したなぁ…
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# by yoko_tomo | 2012-06-26 19:47 | 一体型デジカメ

最近(2012/6)のコンデジを触ってみる(DSC-HX30V)①

随分ご無沙汰しております。
というのも、NEX、マイクロフォーサーズでのオールドレンズ転用が一般化してしまい、ここで態々取り上げるような物がなくなってしまったことにあります。他のカメラも随分充実してきて値段も安価になっており、改造してまで何かしなければ、ってものがほとんどなくなっています。またオールドレンズ側が本体のスペックに付いてこれなくなっていることもあります。

とはいえ、CONTAX Gレンズの性能の高さはまだまだ現役で、全てNEX用に再改造しました。これは後日アップします。


で、改めて自分のカメラ(一眼)の運用を考えた時、望遠の頻度は少ないのですが無いと困るので持ち出す、しかし一回も付けないことも多い、という点が気になりはじめました。

一眼の良い望遠レンズは値段も大きさもビッグですから、そうそう気軽に買い替えという訳にも行きません。しかし高倍率ズームもなぁ、ということで、ここはコンデジでカバーできないか、と考えて一個買ってみました。

コンデジとしては現在D-LUX4とDSC-WX5を持っているのですが、どちらも望遠系ではないです。昔評判が良かったFujifilmのF70EXRを買って、あまりの使えなさ具合(全体が白ける)に高倍率コンデジはパス、と考えていたのですが、sonyのDSC-HX30Vが良さそうなので(Lumix TZ30とは悩みましたが、手ぶれ補正が強力そうだった)購入してみました。

やっぱコンデジだなぁ、と思うところはありますが、割り切れば結構使えそう。
ということで、どんなもんかチェックしてみました。

○モードのチェック
プレミアムオート
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Pモード、彩度+、シャープネス―
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モードごとの等倍チェック
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プレミアムオートだと、プレビュー時は綺麗ですが、拡大すると塗り絵っぽい。
これがよく言われるコンデジ塗り絵ですね。そこでPモードでシャープネスを下げると、拡大しても不自然感が減り、結構見れるようになりました。トーンをナチュラルにするのも良いのですが、ちょっと色乗りが薄すぎる感じ。ということで、結局

・シャープネス(-)
・彩度(+)(これはなくてもいいかもしれませんが少し色が薄いので入れてチェック中)

にすることで大分自然な感じになりました。
(Vividも良いのですが、シーンによってはちょっと濃すぎるかも。)
本当はプレミアムオートでもトーンが調整出来ればいいんですがねぇ。
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# by yoko_tomo | 2012-06-26 19:40 | 一体型デジカメ

マイクロフォーサーズアダプタ、DMW-MA1の小改造

過去記事からも分かりますように、うちにはLumix GH1がありまして、大変重宝しております。しかし普通のフォーサーズのレンズを付ける気がなかったのでDMW-MA1は暫く買ってませんでした。オリンパスのMMF-1が出るという話の時になって、どちらでも松レンズでAFは出来ない(ボディ依存:E-Pxは出来ます)と聞いたのでさっさとDMW-MA1を買いました。(それもだいぶ前ですが)

というか本命はフォーサーズアダプタ/フォーサーズに改造したレンズを使いたいから、なのですが…
で、暫く使っていたのですが、他のサイトでも指摘されているようにDMW-MA1はフランジバックの違いより若干短く作られております。おそらくコントラストAFを想定していないレンズでAFを行う際のマージンを見越してのことかと思いますが、マウントアダプタを重ねるときは∞がずれてしまうので大変不便です。マウントアダプタのマイクロ用をわざわざ買い直すのもなんだなぁ、と考えるうち、こっちを改造すればいいや、ということに至りました。

具体的にはフォーサーズ側のフランジを外してスペーサーをかませるだけです。
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ワッシャーとかでもいいんですが、結構スペース的に狭いので写真のように処理しました。台所用のアルミテープを2枚重ねてネジ穴の左右に貼り付けているだけです。(私が使っているのは工業用で台所用のではないのですが…まあものは殆ど同じです) 台所用テープはダイソーあたりでも十分買えます。厚さはアルミ自体が50μm、接着面含めて100~120μmが主流のようです。(上記写真のものは50μm、全厚さ100μm品)厚みは箱に書いてあることが多いです。

台所用アルミテープはなかなかの優れ物で、アルミフォイルよりは厚いですが弱めの接着剤が付いており、固定に向いています。基材がアルミなので樹脂テープで厚みを稼ぐより確実です(接着剤面があるので万全、とは言えませんが)し、締めこめば変形してある程度潰(して薄くする)すこともできます。上記例でも2枚を押さえずに貼ると少し厚すぎますが、ネジで締めて調整していくことができます。締めすぎたら貼り直せばいいだけですし。不要になった時はすぐに戻せるのも利点です。

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解放ではオーバーなのでF2ですが、回しきって∞になるのはやっぱり楽ですね~

で、気になる点としては普通のフォーサーズレンズで不具合が出ないか?ですよねやっぱり。少なくともうちの手持ちのレンズで不具合が出るものはないです。ですがあくまで仕様外ですし、軽改造とはいえ改造に当たりますので動作保証できませんし、ネジをあけるためメーカー保証もなくなる点はご留意ください。
また、フォーサーズアダプタも個体差(?)があるため、今回のはあくまでうちの近代インターナショナルのY/C-フォーサーズアダプタであわせた結果です。お手持ちのアダプタに合わせるのが妥当かと思います。(安物の中国製のミノルタMDアダプタはこれ(調整後)でちょっとだけオーバーインフでした。Fotodioxのも持ってるので後で様子を見てみます。)

実際に実施される場合の注意点としては、上でも書いてますように締める力が違うと厚みが変わってしまう可能性があるので4本のネジは均等に締めて下さい、ということくらいです。∞を拡大フォーカスして、足りなければ少しずつ締めて、を繰り返すのが一番安全です。あ、ネジ締めの基本、対角線締めも忘れずに。よほど片方だけぎゅうぎゅうに締めたりしなければ大丈夫だと思いますけどね…
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# by yoko_tomo | 2009-12-25 11:37 | 工作あれこれ

CONTAX Gマウントレンズの改造解説(3) マイクロフォーサーズマウントの製作

最後はB.マウントの加工になります。

1.マウントに使う部材
 マイクロフォーサーズマウント部で入手しやすいのはトミーテックのBORGパーツですので、これを使います。種々試行錯誤の結果、写真1のマウント(5011)とアダプターM(7000)を使うことにします。
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合体させると写真1の右のようになります。このうち、黄色で囲んだ前方のねじの部分をバッサリ取り除きます。

2.部材加工
 バッサリ取り除いて面出しして再塗装したものが写真2になります。
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と書くとあっさりですが、切断なり研磨なりで取り除くのは結構手間です(今回はざっと切断して研磨しています)。研磨の際は片減りがないよう(周で同じ厚さじゃないとレンズが傾いてしまう)にするのがポイントなので、最低でもノギスは欲しいところです。うちの場合なぜか手元にあったのでデジタルマイクロメーターで計測しています。きっちり同じにはならないと思いますが、そもそもカメラのレンズの要求精度はそこまで高くはない(はずな)ので割り切りが必要です(笑) 最低限右半分や下半分が反対側より明らかに厚い、薄いというのがないようにしましょう。厚さですが、ねじ込み部の出っ張りがちょうどなくなっていればOKです。

3.ねじ開け
 ここからはレンズの加工が終わって仮組みしてからになります。ですので、ここの時点でレンズのMF化の加工は終わっているものとして下さい。7000と5011を合体させてカメラ本体に取り付け、その前方に加工の終わったレンズ本体をあてがって「上」を7000にマークします(レンズが正常に加工されていれば絞り指標が真上です)。 レンズ本体からレンズマウント部のアルミ部材を外し、7000と5011をばらして7000だけにしたものの上に載せます(裏表を間違えないように)。上と中心を合わせてねじ穴の位置を決め、ねじ穴加工します(写真3)。
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レンズの仕上がり精度にもろに効いてきますので、ここは丁寧にやりましょう。7000はねじ穴が内側ぎりぎりになってしまうので刃先が逃げないようにハンドドリルで加工するのは難しく、ボール盤やドリル台がいるのではないかと思います。取り付けねじはM1.7(1.6かもしれませんが)なので最終的に2mmの穴をあける必要があります。7000のねじ穴の位置が5011との接合部のねじ山の真上にくるので、レンズ本体との接合部から加工します。加工が終わったら反対側からねじの頭が入るようにφ3~4mm程度で半分くらいまで掘り込みます(写真4)。
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加工自体はこれで終了です。7000をレンズ本体にねじで締めこんでみて、浮きがないか、中心があっているかを確認しましょう。横方向はずれていれば穴を横に広げてねじの締め具合で調整することもできます。ねじを締めた状態で7000と5011が元通りの位置で勘合するかも要チェックです(ねじの頭が出っ張っているとこれがずれてしまう)。

 これがクリアできていればあとは無限の調整だけなのでもう完成も間近です。レンズを元通り組み立てて、試写してみましょう(写真5)。
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フォーカスを両方目いっぱい回しても無限でピントの合うところがない場合、7000をさらに薄くする必要があります。回しきる前に無限が来る場合はレンズブロックの後ろにあった真鍮もしくはアルミ板の所に同形のスペーサーを足して調節します。説明の手順どおりに加工していればここに薄板もしくはアルミ箔数枚程度であうようになっているはずです(写真6は完成状態)。
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ちなみに距離計を無視してマウントが手に入ればMマウントにもできるんじゃないかと思います。
うちにMマウント機がないので確認のしようもありませんが。
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# by yoko_tomo | 2009-07-17 12:58 | 工作あれこれ