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カテゴリ:工作あれこれ
  • マイクロフォーサーズアダプタ、DMW-MA1の小改造
    [ 2009-12-25 11:37 ]
  • CONTAX Gマウントレンズの改造解説(3) マイクロフォーサーズマウントの製作
    [ 2009-07-17 12:58 ]
  • CONTAX Gマウントレンズの改造解説(2)-2 GマウントレンズのMF加工(2)
    [ 2009-07-17 12:47 ]
  • CONTAX Gマウントレンズの改造解説(2)-1 GマウントレンズのMF加工(1)
    [ 2009-07-16 12:40 ]
  • CONTAX Gマウントレンズの改造解説(1) レンズの分解
    [ 2009-07-14 11:54 ]
  • ついに… Planar 35/2と Biogon 28/2.8再調整
    [ 2009-07-04 15:13 ]
  • Lumix G1で引き続き遊ぶ
    [ 2009-01-22 12:19 ]
  • Lumix G1買いました
    [ 2009-01-22 11:43 ]
  • 予告
    [ 2008-12-26 09:18 ]
  • E-3のスクリーン交換
    [ 2008-12-19 15:39 ]
マイクロフォーサーズアダプタ、DMW-MA1の小改造
過去記事からも分かりますように、うちにはLumix GH1がありまして、大変重宝しております。しかし普通のフォーサーズのレンズを付ける気がなかったのでDMW-MA1は暫く買ってませんでした。オリンパスのMMF-1が出るという話の時になって、どちらでも松レンズでAFは出来ない(ボディ依存:E-Pxは出来ます)と聞いたのでさっさとDMW-MA1を買いました。(それもだいぶ前ですが)

というか本命はフォーサーズアダプタ/フォーサーズに改造したレンズを使いたいから、なのですが…
で、暫く使っていたのですが、他のサイトでも指摘されているようにDMW-MA1はフランジバックの違いより若干短く作られております。おそらくコントラストAFを想定していないレンズでAFを行う際のマージンを見越してのことかと思いますが、マウントアダプタを重ねるときは∞がずれてしまうので大変不便です。マウントアダプタのマイクロ用をわざわざ買い直すのもなんだなぁ、と考えるうち、こっちを改造すればいいや、ということに至りました。

具体的にはフォーサーズ側のフランジを外してスペーサーをかませるだけです。

ワッシャーとかでもいいんですが、結構スペース的に狭いので写真のように処理しました。台所用のアルミテープを2枚重ねてネジ穴の左右に貼り付けているだけです。(私が使っているのは工業用で台所用のではないのですが…まあものは殆ど同じです) 台所用テープはダイソーあたりでも十分買えます。厚さはアルミ自体が50μm、接着面含めて100~120μmが主流のようです。(上記写真のものは50μm、全厚さ100μm品)厚みは箱に書いてあることが多いです。

台所用アルミテープはなかなかの優れ物で、アルミフォイルよりは厚いですが弱めの接着剤が付いており、固定に向いています。基材がアルミなので樹脂テープで厚みを稼ぐより確実です(接着剤面があるので万全、とは言えませんが)し、締めこめば変形してある程度潰(して薄くする)すこともできます。上記例でも2枚を押さえずに貼ると少し厚すぎますが、ネジで締めて調整していくことができます。締めすぎたら貼り直せばいいだけですし。不要になった時はすぐに戻せるのも利点です。


解放ではオーバーなのでF2ですが、回しきって∞になるのはやっぱり楽ですね~

で、気になる点としては普通のフォーサーズレンズで不具合が出ないか?ですよねやっぱり。少なくともうちの手持ちのレンズで不具合が出るものはないです。ですがあくまで仕様外ですし、軽改造とはいえ改造に当たりますので動作保証できませんし、ネジをあけるためメーカー保証もなくなる点はご留意ください。
また、フォーサーズアダプタも個体差(?)があるため、今回のはあくまでうちの近代インターナショナルのY/C-フォーサーズアダプタであわせた結果です。お手持ちのアダプタに合わせるのが妥当かと思います。(安物の中国製のミノルタMDアダプタはこれ(調整後)でちょっとだけオーバーインフでした。Fotodioxのも持ってるので後で様子を見てみます。)

実際に実施される場合の注意点としては、上でも書いてますように締める力が違うと厚みが変わってしまう可能性があるので4本のネジは均等に締めて下さい、ということくらいです。∞を拡大フォーカスして、足りなければ少しずつ締めて、を繰り返すのが一番安全です。あ、ネジ締めの基本、対角線締めも忘れずに。よほど片方だけぎゅうぎゅうに締めたりしなければ大丈夫だと思いますけどね…
by yoko_tomo | 2009-12-25 11:37 | 工作あれこれ
CONTAX Gマウントレンズの改造解説(3) マイクロフォーサーズマウントの製作
最後はB.マウントの加工になります。

1.マウントに使う部材
 マイクロフォーサーズマウント部で入手しやすいのはトミーテックのBORGパーツですので、これを使います。種々試行錯誤の結果、写真1のマウント(5011)とアダプターM(7000)を使うことにします。

合体させると写真1の右のようになります。このうち、黄色で囲んだ前方のねじの部分をバッサリ取り除きます。

2.部材加工
 バッサリ取り除いて面出しして再塗装したものが写真2になります。

と書くとあっさりですが、切断なり研磨なりで取り除くのは結構手間です(今回はざっと切断して研磨しています)。研磨の際は片減りがないよう(周で同じ厚さじゃないとレンズが傾いてしまう)にするのがポイントなので、最低でもノギスは欲しいところです。うちの場合なぜか手元にあったのでデジタルマイクロメーターで計測しています。きっちり同じにはならないと思いますが、そもそもカメラのレンズの要求精度はそこまで高くはない(はずな)ので割り切りが必要です(笑) 最低限右半分や下半分が反対側より明らかに厚い、薄いというのがないようにしましょう。厚さですが、ねじ込み部の出っ張りがちょうどなくなっていればOKです。

3.ねじ開け
 ここからはレンズの加工が終わって仮組みしてからになります。ですので、ここの時点でレンズのMF化の加工は終わっているものとして下さい。7000と5011を合体させてカメラ本体に取り付け、その前方に加工の終わったレンズ本体をあてがって「上」を7000にマークします(レンズが正常に加工されていれば絞り指標が真上です)。 レンズ本体からレンズマウント部のアルミ部材を外し、7000と5011をばらして7000だけにしたものの上に載せます(裏表を間違えないように)。上と中心を合わせてねじ穴の位置を決め、ねじ穴加工します(写真3)。

レンズの仕上がり精度にもろに効いてきますので、ここは丁寧にやりましょう。7000はねじ穴が内側ぎりぎりになってしまうので刃先が逃げないようにハンドドリルで加工するのは難しく、ボール盤やドリル台がいるのではないかと思います。取り付けねじはM1.7(1.6かもしれませんが)なので最終的に2mmの穴をあける必要があります。7000のねじ穴の位置が5011との接合部のねじ山の真上にくるので、レンズ本体との接合部から加工します。加工が終わったら反対側からねじの頭が入るようにφ3~4mm程度で半分くらいまで掘り込みます(写真4)。

加工自体はこれで終了です。7000をレンズ本体にねじで締めこんでみて、浮きがないか、中心があっているかを確認しましょう。横方向はずれていれば穴を横に広げてねじの締め具合で調整することもできます。ねじを締めた状態で7000と5011が元通りの位置で勘合するかも要チェックです(ねじの頭が出っ張っているとこれがずれてしまう)。

 これがクリアできていればあとは無限の調整だけなのでもう完成も間近です。レンズを元通り組み立てて、試写してみましょう(写真5)。

フォーカスを両方目いっぱい回しても無限でピントの合うところがない場合、7000をさらに薄くする必要があります。回しきる前に無限が来る場合はレンズブロックの後ろにあった真鍮もしくはアルミ板の所に同形のスペーサーを足して調節します。説明の手順どおりに加工していればここに薄板もしくはアルミ箔数枚程度であうようになっているはずです(写真6は完成状態)。



ちなみに距離計を無視してマウントが手に入ればMマウントにもできるんじゃないかと思います。
うちにMマウント機がないので確認のしようもありませんが。
by yoko_tomo | 2009-07-17 12:58 | 工作あれこれ
CONTAX Gマウントレンズの改造解説(2)-2 GマウントレンズのMF加工(2)
引き続きレンズ本体の加工です。

5.接合部品の製作
 これは説明しにくいので写真を見て頂くのが一番だと思いますが、フォーカスストッパーのねじを外側まで延長できるものに交換し、鏡筒外周のリング部とつなぐ金具を製作します(写真10)。

フォーカスストッパーにつなぐねじを立てる部分とリング部とのリンク用のねじを2か所あけてあります。リンク用のねじが2本なのは、ねじれて緩むのを防止するためです。これをリング部以外組み立てて、接合用のねじ穴の位置をリング部に読んで穴開け加工をすれば終わりです。他の加工は見た目に出ないものが大半なのですが、ここは見た目に効いてくる上に非常に薄い所に詰め込んでいるため、慎重に加工してください。加工が終わったら組み立ててみて、無理はないか、スムーズに動くかを確認しましょう。

写真11の時点で金具の形が変わっていますが、引っかかりを防止するためです。この辺りは組み立ててみて、どこか悪いとこはないかをよく観察して調整しましょう。

6.組み立て
 後は組み上げるだけなのですが、注意点としてはリング部と接合金具の連結用のねじは長いとだめな(鏡筒本体に引っかかる)ので、できるだけ短いものを使用します。それでもねじを切っている厚さが薄く力がかかるには少々厳しいので、ねじ止め剤の利用を推奨します。そしてねじのねじ込み具合は必ずしも締め付けないで好い塩梅で止める、ということも必要です。引っかかったりそもそも止まったりする場合、接合金具周りの不具合がほとんどです。よくチェックしましょう。レンズ本体を戻す前に、動作がスムーズかを入念にチェックしておきましょう。ここをクリアすれば、出来たも同然です。
by yoko_tomo | 2009-07-17 12:47 | 工作あれこれ
CONTAX Gマウントレンズの改造解説(2)-1 GマウントレンズのMF加工(1)
(C.レンズの加工になります。B.と逆順にする予定でしたが、写真の準備ができましたので。)
 肝となるCONTAX GマウントレンズのMF化加工です。(1)でばらしていること前提での説明となりますのでご留意ください。加工自体は大したことないのですが、説明する必要のある部分が多く若干煩雑ではありますがご了承ください。

1.勘合位置の調整
 元々鏡筒外周はレンズの締めこみ部として回るため、レンズマウントの可動部としか繋がっていません。これを鏡筒本体に固定しないといけないので、位置決めを行ってねじ穴をあけ、固定する必要があります。鏡筒の固定位置は写真1を目安にして頂ければよいかと思います。

分かりやすいようにマジックで線を引いていますが、表面加工がされておりすぐに取れますので大丈夫です。ほぼこの延長線上(レンズが固定された時の直上)に1個、そこから左右下方に1点ずつの合計3点にM1.4のねじ穴を立てて固定しています。目安としては、マウントのフランジ面部材が4か所ねじで固定されていますのでその付近で少しずらしたところ、という感じです。同じところだと強度的に不安ですし、ここから外れたところはねじを立てるところが十分に取れません。具体的には、

  外周と本体を希望位置で接合(手で押さえてもテープ等で仮止めしてもOK)したまま1.1mmφで
  貫通させて位置をとる。
  →部材をばらして本体にM1.4でねじを立てる。
  →外周部の貫通穴を1.5mmφで拡張し、沈頭できるように表面だけ2.0~2.5mmφで削る。

という手順になります。最後の沈頭穴を削りすぎないように注意。

2.ヘリコイド可動範囲の確認、加工
 勘合位置が決まったら、そのまま外周を引き抜いてヘリコイドのストッパーの可動域を外周に読み取ります(写真2)。

最終的に連結金具を使って回しますので、若干広めに読んでおく必要があることに注意します(写真2の外の線)。読みとったらばらして写真3のように可動域に当たる範囲で2ピースのリング部で隠れるところの後ろ半分くらいの範囲をマークします。

そしてここを削り取ります(写真4)。

削り取った部分の裏も写真5を参考に薄くしておきます。
ここを接合金具が通ります。削った後リング部を戻してスムーズに回転するか確認しておきましょう。バリが出ていると引っかかります。


3.外周結合穴の加工
 鏡筒前方から延びるステーと鏡筒外周が2層になるところで3か所ねじ止めしてあるところがあります。リング部もこれで固定されていますので、回るようにするにはここを加工しないといけません(写真6)。

鏡筒外周の2つの部材のねじ穴を、ねじの頭が貫通できるまで拡張します(2.0~2.5mmφ、使うねじによります)。最後に鏡筒前方のステーのねじ穴の表側だけを上と同じドリルで削ります(写真7)。

ここも削りすぎると止められないということになってしまいますので注意してください。3個の部材を鏡筒本体に仮組し、ねじを締めてリング部がスムーズに回るかチェックしてください。削りが足りない、締めこみが足りないとひっかかります。

4.鏡筒本体の加工
鏡筒本体も接合金具が通れるように加工しないといけません。写真8の丸囲み部の出っ張りが邪魔なので、ここの出っ張った部分だけを削ります。

やはり接合金具が通る都合、ストッパーの可動域よりも広めに削っておく必要があります(写真9)。


これで主な加工は終わりです。長くなりましたので、(2)-2で残りの加工を説明します。
by yoko_tomo | 2009-07-16 12:40 | 工作あれこれ
CONTAX Gマウントレンズの改造解説(1) レンズの分解
 CONTAX GマウントレンズはGシリーズのAF専用ということで転用が難しく、その高性能さとは裏腹にごく一部以外では見捨てられた存在となっています。Sonnar 90/2.8はレンズ後端からフィルム面までの距離が長く一眼レフ用に改造できるため(+本来の本体、特にG1でピントが合い辛く使いにくいため)M42マウント改造が流行っているようですが、標準域のレンズはそういうわけにもいきません。現在、宮崎光学というところでLeica Mマウントへ改造を行ってもらえますが結構高い(改造費用4.5万円くらい)のと、まったく別のルックスになってしまうので寂しいところです。それだけ出すならCOSINAのCarl Zeiss ZMレンズ買ってもいいですよね。

 当WebではGマウントレンズの中でも評判の良いPlanar 45/2をなんとか使えるようにできないかと考え、メガネレンズを併用することによりM42マウント化(正確にはフォーサーズマウント化ですが)を実施しました。かなりの高性能かつ艶やかな写りで大変良いのですが、マイクロフォーサーズ規格が発表されて補正レンズなしでもそのままでも付きそうな雰囲気になりましたのでいっそのこと専用に改造してみることにしました。

 先にばらした経験から、絞りリングの後ろの刻みが入っている部分はボディと別パーツになっていることが分かっています(Panar 35, 45, Biogon 28で確認。Sonnarは違います)。ここをうまく改造すれば見た目を崩さずにMF化できるのでは?と思ったのが事の始まりです。既に前述の3レンズを改造しておりますが、万人にお勧めできるのはPlanar 45/2かと思います。マイクロフォーサーズはレンズラインナップが少なく、特に単焦点は少ないので90mm相当の中望遠、ポートレートレンズとして最適なのではないかと思います。フィルムカメラ時代の85mmレンズと同じくらいですよね。(個人的にはSonnarの180mm相当の望遠もかなり便利ですがかっこいい加工が思いついていないので今回はパスしています。)

 記事を書くといいながら延び延びになっていたので3分割で書くことにします。A.レンズの構造解説、B.マウントの加工、C.レンズの加工の予定です。B.とC.は逆のような気もしますが、手元の写真にC.のやつがなかったのでこの順序にしています。分かりやすく選んだため自分用Planar 35/2の写真と加工を頼まれたPlanar 45/2の写真が混在していきますがご了承ください。本記事はとりあえずA.をカバーします。


1.レンズマウント部の取り外し
レンズをひっくり返すと写真1のようになっています。

このうち、赤矢印の4本と、黄色矢印(ボディ横)のねじ3本を外すと写真2のように分離できます。

下のほうに転がっているのはロックピンです。橙色のねじ2本を外すとAFカプラーのカバーが、緑矢印のねじを外すとプラスティックの飾り部が、青矢印のねじを外すとマウント基部が外れます(写真3)。

ここでAFカプラー(青丸)をとっておいたほうがいい気がしますが、あっても問題ありません。つまり青矢印のねじ自体外さなくてもOKです。ROMにつながるケーブルが見えますが、はずすのが面倒なのでこれもそのままでもOKです。青矢印のねじを外したならもう一回締めてひっくり返します。

2.レンズ飾りリングの取り外し、レンズボディの分離
レンズの飾りリングは外したことがある人なら大体わかりますが、一般的なレンズと同じねじ込みです。しかし意外と手では回らないもので、ゴム板と丸い押さえは必須と思います。うちは径にかかわらず作業できるように写真4のような形のものを2枚用意しています。

レンズ径から今回はふりかけのふたを使用しました。
レンズの周りの白矢印のねじ4本を外すとレンズ先端のガード部とレンズボディがぽこっと取れます(写真5)。

ボディによって取れ方が違いますが、Planar 45なら絞りを5.6にしたら取れると思います。Planar 35, Biogonは普通に取れたような気がします。これも分解経験がある人には説明不要ですが、レンズの後ろの真鍮リングは無限調整用のもので個体によって数が異なります(アルミの場合もあります)。外したレンズボディは加工が終わるまで別に保管しておきましょう。

3.鏡筒の分離
鏡筒の外周のねじ3本を外すと鏡筒先端部が抜けて、次いで絞りリング、鏡筒外周部が前方に抜けます。絞りリングが外れにくい時はヘリコイドを繰り出せば外れます。外すと外周部が2ピース構造になっていることが分かります(写真6)。
ここがキモになってきます。


記事が長くなるので今回は分解までです。この後各部材を加工に入ります。
by yoko_tomo | 2009-07-14 11:54 | 工作あれこれ
ついに… Planar 35/2と Biogon 28/2.8再調整
本業が忙しくて全く放置していますが…
うかうかしてるとE-P1なるものが出ているようですね。CONTAXのGマウントレンズはE-P1のようなもの
にこそ似合うような気もしますが、とりあえず今のところ見送りです。(お金がないともいう)
Lumix G1しかなかったならE-P1買ったと思うんですが、GH1→E-P1に買い替える積極的なメリットが
あまり感じられない、というのもあります。欲しくなくはないのですが、少し待ちです。

で、その間にGレンズで未実施であったPlanar 35/2に手をつけてみました。換算70mmってあまり使わ
ないかな、と思ってやってなかったんですが、マウント改造部品に調達しやすいものを検討していたので
そのテストとして改造してみました。



マウント基部はこの部品配置でいければ安定して作れそうです。実はこれ自身は久々の改造でちょっと
失敗しているのですが…(笑) まあ使えればおっけー、ということで。
(実は既にここを見ていただいた方から頼まれ改造も受けてます(笑))

折角なので記念撮影。


あとはどう考えても無理なHologonとBiogon21, Vario-Sonnarがありますが、VSは焦点域的に
あまりメリットがないですし、むちゃ高いです。機構も複雑そうなのでパスということで。Biogon21は
一時期乗り気でしたが、やはりこちらも高い(最低でも4万以上)のと、m4/3レンズで20/17mmが
出ますので無理して作らなくてもいいかな、ということでパスしてます。

ということで実質これでフルラインナップかな、と。
E-P1がこのレンズラインナップ(ZEISSでなくても)で発売されてたら即買いしてました(笑)


Planar 35/2 F=4

晴天下では解放で撮れないのでなんですが、よく考えたら解放で四隅まできっちり写るのを望むような
撮り方は普通しないので、これはこれでいいのでしょう。

あ、ちなみにBiogon 28/2.8もついでに再調整してみました。

Biogon 28/2.8 F=2.8

Planar 35/2を調整していた時に気付いたのですが、P35, B28では像面湾曲というか中心と周辺部
でピントのあう位置が異なるようです(Biogonは回転で2mm位?)。これは一眼でも超広角レンズ
(Sigma15mm等)をDSLRで使うときには出るようなので、光軸が斜めに入ると素子前のフィルター
を通る光路長に差が出て、その影響でずれが生じるのではないでしょうか。
ということで前回は中心をギンギンに合わせたため周辺のボケが大きくなっていたと思われるので、
そのあたりを中庸に調整してみました。やはり周辺はやや流れますが、なかなか悪くないと思います。
F=4か5.6位まで絞れば問題ないでしょう。これで標準レンズとして使えそうです。

Biogon28の中心の解像度はかなり来るものがありますし、Planar45は解放から問題なしのほぼ
万能選手です。Sonnar90はきれいな改造が出来ませんが、ポケットに入る望遠として非常に便利です。
m4/3にGレンズはどれもなかなか相性が良さそうです。
by yoko_tomo | 2009-07-04 15:13 | 工作あれこれ
Lumix G1で引き続き遊ぶ
さて、下でCONTAX G Sonnar 90/2.8をG1に付けました。これで色々勉強したこともありますし、先にPlanar 45/2を改造した時の経験から、Sonnar以外はもっとスマートにつけられるんではないか、というイメージが湧いてきました。

まず前回改造したPlanar 45/2の余った部材(保管していた)をよく観察します。フォーカスストッパーを上に引き出すには、外装の段差の部分を削らないといけなく、面倒そうです。…いやまてよ、Planar/Biogonの外装はなぜか後部が2ピース構造です(Sonnarはいろいろ構造が異なります)。いかにもフォーカスリング?って感じで絞りリングの後ろだけ別パーツです。これは設計段階ではMF併用を考えていたのか?って位の作りです。じゃあここにフォーカス部を引き出せばもっと格好良くなるよな、と思い立って一気に作ってしまいました。

Planar45/2は既に4/3改造を実施してましたので、μ4/3じゃないと実現できないBiogon28/2.8から実施しました。そのあとうまくいきそうなのでPlanar 45/2も改造しました。




上記順で作っているので、改造そのものはPlanar 45/2のほうがより洗練されています。しかし、マウント部については挟む部材が同じものがそうそうなかったので、Sonnar含め3本とも改造方法が異なります。(P45, B28はS90の3枚では2mmほど足りなかった。)

改造する部分を抑えるため、AFカプラー部のカバーもそのまま残しています。(S90はカバーを流用しているので当然ここは異なります。)


期待していたBiogon28/2.8ですが、解放では周辺がかなり流れます。点光源(に近いもの)でチェックしたところ、今のところ改造云々というよりレンズの特性ではなかろうか、と考えています(中心部はきちんと合っていて、隅ごとの違いもさほどないので)。F5.6まで絞れはそれほど気にならなさそうです。純正キットレンズがF5位になりますから、純正同等以上(苦笑)と思えばいいでしょう。
まあ、撮影技法的に四隅までピントが合っていないといけないような写真は解放では撮らないのがセオリーのようなので、そういう使い方(解放は中心部重視、全域が合うには絞る)をすれば問題ないでしょう。ちなみに(現在でも)廉価広角ズームでは結構良く起きるようですし>周辺部流れ
中心部に関して言えば、解放からキリキリ合っていて、くらくらしそうです(爆) 直線性も良いので、四隅を気にせずスナップ的に使うには問題なさそうです。ちなみに見た目のバランスは素晴らしいです(爆)

Planar 45/2は改造してまだ浅いのでほとんど撮ってないですが、前回の4/3改造から考えても問題ないと思われます。見た目のバランスはちょっと長くなりますが、悪くはないです。柔らかさと高解像をマッチさせた、良いレンズだと思います。


これらの改造については結構綺麗に出来たと思うので途中の写真もちょっと撮ってます(S90はグダグダ過ぎて撮ってない(笑))。今手元にないので、作例とともに後でまとめます。
by yoko_tomo | 2009-01-22 12:19 | 工作あれこれ
Lumix G1買いました
改造まにわとして4/3でかゆい所に手が届かなかった所(実際E-330かE-420をぶった切ってミラーレスを作ろうと本気で中古を漁っていた)を悉く良い意味で裏切ってくれたμ4/3は何時かは欲しいと思っていましたが、動画が撮れるわけでもなくスタイルもある意味平凡なG1は見送って次の機種を買う予定でした(ボディ内手ぶれ補正でもないし)。

しかし、オリンパスが09年に普通の4/3機種を先行して発表するという話を聞き、じゃあμは2番目以降の発表なら良くて09/夏、下手すれば09/年末くらいにしか発"売"されないんだろうな、と思いました。じゃあそこまで待つより値段も落ち着いてきたG1を買って、新しいのが出たら下取りに出せばいいじゃないか、という結論に至り、購入しました。(今は少し値が戻ってますね。ラッキー(笑))


で、もちろん!レンズ遊びするために買ったんですが、宮本製作所から(今までなかった)Mマウント、FDマウントのアダプタがかなり早い段階で発表され、実際に発売されてます。Leicaの高価なMレンズを買ってきて宮本アダプタで付けました、なんてつまらんことをうちがするわけがない(笑) 第一そんなお金もありませんし、あったらα900でも買ってます(銀塩のころはミノルタユーザーだったので)。

G1ってネーミングですし、誰もやってなさそうなこととなるとこれですよね、やっぱり。

元々4/3に改造しようと思って買っていたCONTAX G Sonnar 90/2.8がありましたので改造して付けました。Y/Cの85/1.4を持っているので4/3への改造はあまり面白くないなーと思っていたので、うってつけでした。(ちなみにネタ主が価格comに先行してアップしてますが…)


導入:
さて、改造するにあたって悩ましいことがあります。まず(AFレンズではないことが多い)絞りリングはありますので
そこは悩まなくていいです。
1.ヘリコイドをどうするか?(BORGヘリコイド使用? 純正部を何とか使う?)
2.μ4/3のマウントをどうする?

まず2.に関しては「キットレンズから外すか?でもそれだと使えなくなるし、1個しかないし…」と思ってたのですが、毎度お世話になってますBORGが早い段階でアダプタを出してくれて、あっさり解決しました(これがやる気になった原動力のひとつでもあります)。

1.ですが、BORGのはまず「高い」です。1万円弱します(物としてはむしろ割安ではありますが)。あとヘリコイド部分を切断しないなら、どうやって通すかという問題もあります。バラバラに分解して観察してると、純正のヘリコイドが使えそうな気がしてきました。じゃあどうやって回す? AFカプラーのギアを横から回すようにノブを付けるか? …まあ値段的にヘリコイド買うのも馬鹿らしいのでせっかくついている純正品を利用、と。

ヘリコイド:
最初カプラー部のギアを回す方向で考えていたのですが、あまり回転半径が取れないので回しにくそうです。…引き続きレンズをよく観察すると、レンズをばらしたことのある人ならおなじみのフォーカス(の範囲を固定する)ストッパーがあります。じゃあこれをそのまま外から動かせばいいじゃん?AF用だからそんなに重くもないだろうし。ということで外側にドリルで穴をあけて鋸とやすりで成形して、ネジを引っ張り出しました。

引っ張り出したは良いが、どういうノブを付ける?Planar 55/1.4の絞りにはシグマのレンズをぶった切ったノブを付けていますが…お、AF部のカバーがちょうどいいな、純正部品だし(爆)ということで乗せてみました。が、1点支持なのでガタガタします。カバー裏の元々のネジ留め部を削って溝に入るようにするとバッチリ安定しました。プラなので擦れも気にすることはないでしょう。


(ピンボケしているので出来れば後で差し替えます)


と、純正の見た目のまま、とはいきませんでしたが、付けることができました。
1.のマウントですが、BORGの5011(μ4/3アダプタ)+7843 (M42P1-M49.8AD)+7844(M42P1-M39AD)+純正のマウントを裏返し(!)で重ねると、レンズのねじ込み位置だけでほぼ合わせることが出来ました。個体により微調整は必要かもしれません(うちのはあと少しだけ挟んでます)。従来のように薄く削る必要がありませんのでレンズの中央だけに注意すればよく、片持ち(フランジに対して斜め)になる可能性は低いでしょう。

あと外装は元々スピゴット式(?)でレンズロックのために回るのですが、適当に穴をあけてネジ留めしています。最初大きめのネジを使って不格好だったので2回ネジ穴をあけており、隠すためにアルミテープを貼っています(笑)


(伸ばすとこんな感じ)

CONTAX Gのレンズは元々レンジファインダー用で小振りなので、G1に良く似合います。Sonnar 90の場合180/2.8相当になりますので、丁度いい感じですね。写りも文句なしです。(作例は追って上げます)
by yoko_tomo | 2009-01-22 11:43 | 工作あれこれ
予告
暫く改造はお休みでしたが、現在怪しい改造に着手中です(笑)

一部部品が届いてないので出来てませんが、数日中にはアップ予定です。
乞うご期待(爆)
by yoko_tomo | 2008-12-26 09:18 | 工作あれこれ
E-3のスクリーン交換
今更ですがE-3のスクリーン交換記事(顛末記)を載せておきます。

うちでE-300のスクリーン改造紹介してから似たようなことを商売にする人が出てきているようで、まあそれ自体は別にかまわないんですが、どうも粗悪品も結構あるっぽく。ちなみにX-700のスプリットマイクロスクリーンは単品では1000円しませんのでオークションの7500円は工賃を考えても取り過ぎでしょう。工場で作ったから安全ってわけでもないですし(笑)

調子に乗って(?)E-3のも売りに出していて、サイズが合わないって話を以前からよく見かけています。ちゃんと作っていないか、付け方を指導していないか、どっちにしてもやっつけ仕事なのが見え見えですね。
E-300の記事を書くとき、商売にする人もいる予想はしてましたが、不利益を被る人が出るようでは本望ではありません。なのでE-3についても詳細を載せるのはとりあえず控えます。


E-3のスクリーンは結構巧妙にできていて、(単純に)そのサイズに作っても入りません。入るサイズに作ったら小さすぎます。実物を見たことある人にはなーんだって物ですが、おそらくズレ防止なのでしょう。これを手作りするのは結構難しいと思います。で、まあここのサイトでは同じように造るのが面倒なので、入ればいいや的な作成を行っております。

○まずE-3発売直後に件のX-700用スプリットマイクロプリズム・アキュートマットスクリーンを作ってみました。E-3はスクリーンより内側にAE部があるので、スプリットが陰る(F5.6~)と思いっきり露出オーバーになります。フォーサーズではスプリット部がかなり大きな面積となるので、中央重点測光だとスプリット部分で納まってしまう位なのでしょう。使えなくはないですが不便ですので記事にしないで没にしました。

○α900発売に伴い、旧コニカミノルタのスーパー以下略(M型)スクリーンが再版(しかもユーザー交換扱いで)されました。1万円でも取引されるレアものになっていたので、これは喜ばしいことです。(元々5000円もしますが、値段据え置きなのも良心的です。)
まあ5000円もするのを加工するのも気が引けますが、ものは試し、加工してみました。



さて、上段と下段どっちがノーマルでどっちがM型でしょう?このあまり綺麗でない写真だとよく分かりませんが、実際のファインダーはどちらも素晴らしくクリアです。

前述の通りノーマルと同じ形に削るのは非常に難しいので置くとちょっとグラグラしますが、押さえバネを入れるとしっかり止まるので気になりません。(置くだけだと純正も多少はずれます)
サイズは概ね22x16mmって所でしょうか。

換えた感じ…あんまり変わらないかな?と思ったのですが、ピント前後のボケ始めが早いです。ピントの薄いレンズでMFするにはなかなか良いでしょう。



定規の150の5と0の間に合わせてみました。(Planar 55/1.4 解放)
僅差といえば僅差なので、標準のスクリーンはαシリーズの通常のスクリーンと同レベルと考えてよいのではないかと思います。ちなみにM型に変えても露出補正はほとんど不要と考えられます。

M型スクリーンは安いお店でも4000円しますし、加工もしないとなのでなかなか踏み切る人は少ないかと思いますが、MFやる人はやってみる価値はあります!

あ、ちなみにうちのE-3は普段はnikonのDK-21Mを付けております。なんでME-1じゃないかって?DK-21Mのほうが安いし!(笑) じゃなくて、標準アイカップのEP-7が付くのです。ME-1の接眼部があまり好きでないので、こっちの方がしっくりきます。DK-21M+EP-7はかなり快適です。
(※訂正:無改造と書いていましたが、中の支柱を少し削らないとだめでした(忘れてた)。側はそのままでOK)

えーと、合計倍率は(17.3x13.0mm)x1.15x1.17=(23.3x17.5mm)ですか。
広大なファインダーという噂のα900は(35.9x24.0mm)x0.74=(26.6x17.8mm)なのかな?
無理やり広げてはいますが、殆ど同等ですね(爆)

なんでこういう無駄な計算をしてみたかというと、α900のファインダーが素晴らしく良いといのはかなり多く聞きますので購入も考え店頭で見てみたのですが、巷で言われるほどあまり広大という感じはしなかったのです。隣の(普通の)E-3と比べてもびっくりするほど良いとは思いませんでした。明るさは店内なのでなんとも言えませんが、若干明るいかな?ってくらいでしょうか。
ちなみにE-3+拡大では全体が見渡せないのであえてやってない人もいますが、α900も見渡せません(笑) 視野角もそれほど差を感じませんでした。(これはあくまで私感ですが)


巷はフォーサーズといってもE-30やG1の時代ですが、E-3もまだまだいくよ!(笑)
(G1はちょっと欲しい)
by yoko_tomo | 2008-12-19 15:39 | 工作あれこれ